野村晴耕園の凸凹日記

作業中に頭に浮かぶ世界

前提を疑う

空気の研究という今から42年前に書かれた本の解説本、「超」入門空気の研究という本を読んでみました。 サブタイトルが「日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力」ということで随分と興味をそそられてしまいました。 空気を読む、忖度する、そうする…

旧暦 七夕

少なくとも七夕だけは旧暦に戻さないと子供たちの夢を奪ってしまうのではないかと思います。 本来ならば8月25日。 そのあたりなら災害もほとんどなく、夜空も澄んで星空も美しいはずなんですが・・・ 無理矢理に整合性を求めると、本質から遠ざかってしまう…

地方創生大全

木下斉さんの著書です。 この本の面白さはアランの幸福論に似て、どうすれば地方が栄えるか?よりもどうすれば地方が衰退するかが生き生きと描かれているところではないかと思います。 ほんの少し前までは人口増加が問題だったこと、今は人口減少が問題にな…

システム化とテセウスの船

人間は賢くそして怠惰にできているので、いろんなことをシステム化しようとします。 システム化に成功するとシステム化以前に比べていろんな面で余裕が生まれますが、それと同時に油断も生まれます。 システム化できる人はそんなにたくさんはいなくて、一般…

前提と動的平衡と鬼殺隊

前提はキャッチアップモデルと考えてもいいのかもしれません。 成功事例に従う。 動的平衡の概念は少しずつ取り入れて、少しずつ廃棄する。 かなりゆるゆるに作るのがミソだそうです。 これまでの前提(成功事例)がこれからも前提としてありつづけるには、…

養老さんと双六

養老孟司さんの本を何冊か読んで思うのは読み終わった後の爽快感です。 その爽快感の源泉は何かと考えていたのですが、どうやら「振り出しに戻る」しかも爽やかに(笑)だったと気がつきました。 例えば松下幸之助さんが奨学金制度を始めたというニュースを知…

有り難い手紙

昨日とても有り難い手紙をいただきました。 こういうときに農業やってて良かったと思います。 私の場合、協調性のなさのトレードオフとして創造性は豊かな方なのですが、ずいぶんとそれに振り回されて失敗も多く経験します(笑) そういう失敗を繰り返しながら…

動的平衡と断捨離

福岡伸一さんの最終講義という本を読んでいて、動的平衡という概念の中には断捨離が含まれていることを感じました。 何かを取り込んだら何かを排出しなければならない。 福岡伸一さんの場合は生命というくくりでしたが、頭の中もたいして変わらないと思いま…

魅力って何?

辞書で調べてみると、人を惹きつける不思議な力とあります。 不思議な力だと何だか心もとないなぁと思っていたところ、ありました! 内田樹さんの言葉なんですが、「出力性を基準にその価値を考量することにしている」というくだりです。 内田樹さんは本に限…

正義中毒

中野信子さんの著書ですが、人間のリアルが描かれていて面白いです。 正義は人間特有の概念ですが、その正義を執行している時人間の脳からはドーパミンがつゆだくになるそうで、しかもそれはギャンブル中毒と変わりがないんだとか(笑) 更に世の中の正義を謳…

GDP

国民1人当たりのGDPが高い国は大人の学び直し率が随分と高いようです。 ということは、私の学びはまだまだ薄っぺらいということを、数字が確実に示してくれています。 夏場は日中仕事ができないので、大チャンス。 これまでの経験上、学びの成果はタイムラ…

脱莢機

だっきょうきと読みます。 エダマメや落花生のさやをもぎとる機械なのですが、手作業に比べて作業効率が5倍になるとのことだったので注文してみました。 作物ごとに色々な機械があって面白いし、自分なりの組み合わせができてくると仕事が楽しくなってきます…

禍福は糾える縄の如し

いいことも悪いこともどちらもあるのが日常です。 いいと思ったことが後々悪くなったり、悪いと思ったことが良くなったり。 一喜一憂しないようにとは思うものの、そんなに人間ができていないので(笑) タマネギも完売して一息つきたいところですが、ここから…

芭蕉

おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな この句を読むと、ウワサ話を鵜呑みにしちゃいけないなぁと随分と飛躍したことを考えてしまうのです。 鵜匠にあやつられて鵜呑みにしては吐き出し、また鵜呑みにしては吐き出す。 何だか人間の世界とかぶるものがあって物…

ドラッカーと岸見一郎

私が尊敬する2人ですが、2人とも質を重要視してしています。 岸見さんによれば質の高さは幸せを生み出し、量の多さは成功を生み出すものであって、そもそも比較対象とはならない、とのことでした。 確かにお金持ちでも不幸せな人がいるし、貧乏でも幸せな…

完売御礼

ニンニクがアッという間に売り切れました。 こんなご時世なので、本当に有り難い。 塩タマネギも完売まであとわずか。 「来年は増産してね」と嬉しいお言葉もいただき、ほっとしました。 次はもっと美味しく、美しく。 お買い上げいただいた皆様、ありがとう…

仏教徒が来世を望むなら

仏式の葬式をしてお経を唱えてもらってはいけません。 成仏するということは仏になるということです。 仏になるということは、輪廻転生から解脱するということです。 輪廻転生から解脱するということは、六道(天界~地獄)には生まれ変わらず、無になるとい…

子猫のお土産

独特な鳴き声で帰ってきたときは要注意! その口にぶら下げているのはトカゲ。 最近縁側にトカゲの尻尾の干物が異常に多いわけがわかった気がしました。 それを目の当たりにしたとしても可愛さが衰えることのない、不思議な生き物です。

ラフマニノフと悪人正機

仏教(浄土真宗)やキリスト教では苦難の体験をしている人こそ救われると説いています。 貧しい人や悪人こそが悟りに近いというのが浄土真宗の開祖、親鸞によって定義され、悪人正機と呼ばれるようになりました。 今朝テレビを見ていると、ソチオリンピック…

大言壮語とティッピングポイント

大言壮語をするとどうなるか? やらなければならないという背水の陣状態になります。 背水の陣をとると人間はどうなるのか? 脳科学の世界では通常よりも能力がアップすると言われています。 ティッピングポイントとは何か? もう20年も前にマルコム・グラッ…

ただの役柄とレジリエンス

善人にしろ悪人にしろ、ただ役柄を演じているだけの人がいます。 気付く人は気付くし気付かない人はまったく気付かない。 心理学の世界では利他的に振る舞う人ほど孤立する傾向があると言います。 それは何故か? きっと正論だからでしょう。 感情を勘定して…

看脚下(かんきゃっか)

一心不乱に草を刈る。 草を刈りながら前に進む。 チクリとすねに痛みを感じる。 次はふくらはぎ。 ひざ、太ももと徐々に痛みがよじ登っていく。 我慢できずに足元を見ると、靴にアリの大群が・・・ 草刈り機で巣を破壊されたことに怒った蟻が報復に出た模様…

本歌取り

力強いものや美しいと感じるものを目の当たりにしたときに、人間は色々な反応をするようで。 憧れ、恐れ、喜び、嫉妬、希望、絶望、そういったものをかき混ぜて本歌取りをすると、本歌とは違った味わいのある作品が生まれるのかもしれません。 人間そのもの…

ひょっこりひょうたんじま

あの曲が力をくれたりもする。 前に進んでいる快感。 いろんなことが力に変えられるようになっていく実感。 順番を間違えぬように慎重に、力強くしなやかに、面白おかしく進む。

ため込んで、ため込んで

それから一気呵成に手放すと軽くなる。 本当に欲しいものはそんなにたくさんあるわけではない。 生きているという実感を危機のさなかで最も感じるのだと仮定すれば、合点がいく。 半年前の自分は、豚だったり、野菜だったり、土だったりするわけで、半年後に…

あめのぬぼこ

イザナギとイザナミが混沌とした大地を突き刺し、かき混ぜ最初の島を生み出した矛です。 まさにイノベーションの瞬間を表現しているなぁと思うのですが、原初の混沌はいつから始まり、どのくらい続いたのかは描かれていません。 戦後の人口増加、中国の共産…

ギフテッドに対する誤解

残念ながら、ギフテッドに対する認知度はあまり高くありません。 麻生太郎大臣を見ているとわかりやすいのですが、よく炎上する発言は非常に正直でありかつ論理的なのですが、日本人好みの婉曲な表現をすることが苦手なため、あんな感じになってしまうのです…

老害が名刀を打つ

名刀は鍛える(きたえる)と言います。 鍛えられるとは何か? それは何度も何度も鍛冶師が刀身を叩いて不純物を排出していく作業です。 そう思うと人間の世界も同じだなと思うのです。 名刀のような人ほど世の中から叩かれる。 しかしながら、そういう人たち…

ネコの呼吸 壱の型 砂嵐

ネコ砂の入った袋を引き裂き、ぶちまける。 我が家の子猫が使う、恐ろしい技です。

新ニンニクと他山の石

今日は出荷用のニンニクの初収穫でした。 今年は暖冬の影響で2割程度が育ちすぎて出荷できない状態になっていますが、残りの子たちは美しく育ってくれています。 作業の効率上、育ちすぎでダメになった子たちはひとまとめにしているのですが、それを見て声を…